【結論】マレーシアの英語力レベルは非常に高い
マレーシアの英語力レベルは?
マレーシアは、英語が公用語であるため、生活や就職に必要な英語力を身につけるには最適な海外留学先です。フィリピンやシンガポールに次いで高い英語力を誇り、多くのインターンシップや就職採用にも繋がっています。ベトナム、インドネシアなどの周辺国と比較しても英語を話す人が非常に多く、英語が話せればマレーシアでの生活に困ることはありません。
マレーシアの英語力はアジアで何位?
マレーシアの英語力は、アジアで3番目に高いとされています。
1位 | シンガポール |
2位 | フィリピン |
3位 | マレーシア |
4位 | 香港特別行政区 |
5位 | 韓国 |
シンガポールは、英語を母国語としないアジア以外の世界ランキングでも2位となっているため、英語力に関してはずば抜けています。ただ、シンガポールは物価が高いので、語学留学にはおすすめしていません。安く語学留学するなら、フィリピンかマレーシアがおすすめです。

フィリピンとマレーシアの比較は、【比較】マレーシア留学とフィリピン留学はどっちがおすすめ?を見てくれ!
マレーシアの公用語は?英語は通じる?
マレーシアの公用語は2つ
マレーシアの公用語は、マレー語と英語の2つです。ただ、マレーシアは多民族国家であるため、中国語やタミル語など、多くの言語が使われます。多民族国家であるがゆえに、幅広く通じる英語が公用語になっています。
マレーシアで英語を話せる人の割合は?
アジアバロメーターの調査データ(2004年から2006年)によると、日常会話以上の英語力を持つ国民の割合は、マレーシアでは28%です。
シンガポール | 82% |
フィリピン | 36% |
マレーシア | 28% |
日本 | 13% |
マレーシアで1番使われる言語は、マレー語です。ただ、外務省にも書かれている通り、マレーシアは多民族国家です。
マレー系 | 70% |
中華系 | 23% |
インド系 | 7% |
当然、マレー語を話せない人、中国語を話せない人がいるため、その人たちの共通言語となる英語がなんだかんだで1番多く使われています。



つまり、マレーシアなら英語はほぼ確実に通じるし、英語ができないと厳しいよね!
なぜマレーシアでは英語が話されるの?
マレーシアで英語が話される理由は、イギリスの植民地だった影響です。18世紀後半にイギリスの植民地となり、エリートを育てるために推進され、約5分の1の学生が英語校に通っていました。その後、マレーシアが独立したタイミングでマレー語を定めた結果、徐々に英語からの脱却をしてきたのがマレーシアです。



ちなみに、シンガポールも植民地だったけど、英語を重視する姿勢を強めた結果、アジアでトップの英語力を誇るようになったよ!
マレーシア英語に訛りはある?通じる?
マレーシアの英語には訛りがあり、マングリッシュと呼ばれています。マレーシアの英語はイギリス英語をベースにし、マレー語や中国語が混ざった言語で、単語や文を区切って発音するのが特徴です。またマングリッシュという訛りはあるものの、しっかり英語として伝わります。



日本語でも、大阪弁や京都弁、青森弁などがあるように、英語も地域によって訛りがあるよ!
マレーシア英語の発音にはどのような特徴がある?
マレーシア英語(マングリッシュ)には、下記のような特徴があります(参考元:マレーシアの英語)。
- マレーシア英語は発音が短い
- 強調のアクセントのポイントが違う
- マレーシア英語は冠詞(a、the)を省略することが多い
- 無生名詞の単数・複数の区別がない
- 不可算名詞が可算名詞として扱われる
- 状態英語を進行形で用いられることがある
- WHの疑問文で主語と動詞の倒置が行われない
マレーシアに語学留学したら英語がペラペラになる?
マレーシアに留学したからといって、英語がペラペラになることはありません。なぜなら、留学しただけで「英語を話す努力」をしなければ、日本にいるのと変わらないからです。ですが、あなたが英語を話す努力をするなら、英語が公用語になっているマレーシア留学はおすすめです。



マレーシア留学には、こんなメリットがあるよ!
- 欧米諸国に比べて留学費用が安い
- 多民族国家ならではの文化を学べる
- 気候が温暖で過ごしやすい
- 食文化が豊かで、自分の好みの料理を見つけられる
- アジアの中では治安が良い
おすすめの語学学校は、【来て良かった】マレーシア留学におすすめな語学学校15選で紹介しています。