マラリアはハマダラ蚊によって感染
熱帯の病気の代表といったら「マラリア」です。ハマダラ蚊を媒介として、マラリア原虫が赤血球に寄生して感染します。
病気の特徴


蚊による感染
熱帯の病気の代表といったら「マラリア」です。
ハマダラ蚊を媒介として、マラリア原虫が赤血球に寄生して感染します。潜伏期間は1~数週間。突然40℃近い高熱にみまわれ、猛烈な寒気とともに体がぶるぶる震え出します。その後は熱が引き体のだるい状態が2~3日続きます。そしてまた高熱…と繰り返します。
予防・対策方法

感染したと思ったらすぐに病院へ!
ジャングルではともかく都市部では心配ありません。虫除けや蚊取り線香は必需品です。
ハマダラ蚊の特徴は、羽の前の部分が白黒になっていて、刺す時にお尻を上げ、逆立ちのような仕草をします。夕方から夜にかけて活動するので、ジャングルや湿地帯で夜間活動する時が要注意です!
2日ほど高熱が続いたら、とにかく病院へ行きましょう。予防薬を病院でもらうこともできますが、マラリアの種類によっては効果が低く、副作用もあるので医師とよく相談してください。
マラリアには予防薬があります。渡航先によって適切な予防薬が異なりますので、必ず専門の医師と相談してください。予防薬は、定期的に服用することと、帰国後も飲み続けることが必要です。必ず医師の指示に従って服用してください。
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更新:2015年09月30日|公開:2012年09月04日|カテゴリ:病気